ホワイトターラ
white tara
グリーンターラ
green tara
原画 紙に木炭
グリーンターラはまだすこし未完成、でもなにか強いポテンシャルを感じる。人はそれぞれに宇宙があり、恐るべきポテンシャル(可能性)を秘めている。その秘められた姿が、観音様の涙に現れている。
グリーンターラのイメージは蛍の光。映色はすごくデリケート。蛍の明滅のように、一枚の成功(出現)の奥に、幾多の失敗(消滅)がある。
映色を難しい順に並べると、黄金の樹(もう不可能)→無意識の海→水晶&自燈明→不動明王→バタフライエフェクト→螺旋龍→生命の樹→今のところ、お釈迦さまとホワイトターラが安定して出てる。ちなみに映色(はしょく)とは造語。偶然できたオリジナルの方法だから、自分で名前をつけるしかなかった。
自然に描いてもらうという方法は、探せばいくつかあるかもしれないけど、映色は世界で自分だけだと思う。こういう自分にしか出来ないことをしてると、たとえ誰からも評価されなくても、プライド(矜持)が満足する。これが魂を喜ばせる方法。矜持という器に、魂は満たされている。